体毛移植について
植毛は、後頭部から毛包を採取し、毛髪が失われた部位に移植することで行われます。
マイクロFUE植毛において、良好な結果を保証するために最も重要な要素の一つは、移植部位の密度です。
十分な密度が確保されない場合、他の条件が良好でも、満足のいく結果にはつながらない可能性があります。
重度の脱毛症患者の場合、後頭部(ドナーエリア)の毛髪密度が必要なグラフト数に対して不十分なことがあります。
このような場合に適用されるのが、体毛移植です。胸毛、背中、または髭から毛髪を採取し、移植に利用します。
体毛移植も、FUE技術を用い、局所麻酔下で行われます。
ドナー部位となる胸部などは、事前の診察により選定されます。
なお、首のドナーエリアが非常に狭い場合、体毛移植単独では十分な結果を得られない場合もあります。
体毛の特徴
体の部位ごとに毛の構造や質感は異なります。
これらは頭髪とは異なり、形状、長さ、根本の構造に差があります。
特に、頭髪に最も近いのは髭であり、髭は単根構造でありながら成長速度が速く、頭髪と同程度の長さに成長することもあります。
そのため、体毛移植において最初に選択されるのは通常髭です。
適切なプランニングを行えば、髭移植でも非常に高い成功率が期待できます。
一方、胸毛や背毛は髪に比べ細く成長も遅いため、必要不可欠な場合を除き、これらからの移植は推奨されません。
体毛移植の適格性
体毛移植を検討する際、外科医は以下の基準を考慮します:
- 他の体部位から十分な密度の毛髪を得られるか
- 移植部位の毛髪の質感が頭髪に近いか、もしくは十分に良質か
これらの条件が両方満たされた場合にのみ、体毛移植は実施されます。
体毛移植の計画と決定
サファイアFUE植毛の成功は、術前の綿密なプランニングにかかっています。
移植面積を算出し、希望する密度(グラフト数)に応じた必要グラフト数を計算します。
ドナー部位から採取できるグラフト数が不足する場合、体毛移植のオプションが検討されます。
外科医は、移植中にグラフト数に応じて計画を柔軟に調整し、最良の結果を目指します。
体毛移植の流れ
体毛移植の手技自体は、通常のFUE植毛と同じです。
局所麻酔後、ドナー部位から毛包を採取し、薄毛部位に均等に配置します。
施術中の痛みは最小限であり、採取過程も短時間で完了します。
ただし、体毛は頭髪と性質が異なるため、移植部位によっては多少の外観の違いが生じることがあります。
体毛移植後の成長過程
移植された毛髪は、術後約3週間で成長を始めます。
しかし、3〜4週間後には「ショックロス」が発生し、移植毛の約90%が一時的に抜け落ちます。
その後、術後6ヶ月頃から新たな毛髪が再生し始め、1年後には成果の70〜80%が現れます。
完全な結果が得られるまでには、通常1年半から2年を要します。
スマイルヘアクリニックでの体毛移植
スマイルヘアクリニックでは、誤解を招くことのない、透明性のある植毛プランニングをお約束しています。
手術前に、患者様と十分なカウンセリングを行い、現実的な期待を共有します。
首、頭部、顔、額の領域を評価し、毛包の状態を詳細に分析します。
そして、すべての可能な結果について事前に説明し、患者様に十分な理解を促します。
すべての手術は、医療研修を受けた専門スタッフによって管理され、最高水準の医療サービスを提供しています。
スマイルヘアクリニックは、これまで世界中から数千人の患者様を迎え、優れた結果と高い満足度を達成してきました。
